会長挨拶
会長挨拶
神奈川県会の会員・準会員の皆様、この度、神奈川県会会長に就任いたしました戸張実です。太田前会長の後を受けまして、新執行部の皆様と共に神奈川県会の会務を執行していきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
おかげさまで日本公認会計士協会の地域会である神奈川県会は、設立10年目を迎えました。歴代会長のもと、地域会としての基盤は整備されてきましたが、昨今の新型コロナウイルスの影響で、対面での活動が制限されていたことも事実です。協会活動に会員・準会員が積極的に参加できる神奈川県会にするためには、リモートワークによる会務活動は継続いたしますが、コロナ後を見据えた運営の在り方を検討し、地域会活動の活性化を促す施策を積極的に取り入れていきたいと思います。
また、今年は「第43回日本公認会計士協会研究大会横浜大会2022」が、9月15日(木)にパシフィコ横浜ノースにて開催されます。メインテーマは、「公認会計士に期待される役割と業務~変化し続ける社会に向けて」です。横浜での開催は1995年の第16回大会以来となります。横浜は昔から進取の精神に溢れた地です。この横浜大会が、変化し続ける社会に対しての道標となる大会になればと思っております。万全な運営体制をもって開催いたしますので、多くの会員・準会員の皆様にご参加いただければと思います。
神奈川県会の役割と課題
地域会の行うべき事業は、協会会則第179条において次のように定められています。
一 | 会務に関する連絡事項を地域会所属の会員及び準会員に伝達し、又は連絡事項を実施すること。 |
二 | 会務に関し会長から委任された事項を行うこと。 |
三 | 地域会所属の会員及び準会員の意見を会長に進達すること。 |
四 | 会長に対し建議し、又は答申すること。 |
五 | 会則及び地域会規約に定める目的の範囲内において適当と認める事業を行うこと。 |
これらの役割を果たしていくための課題として、主に次の事項に取り組んでいきたいと思っています。
① | 会員・準会員の会務活動への参加を積極的に働きかけ、会員間相互の交流を図り、意思疎通を円滑にすることによって、本部情報の会員・準会員への十分な周知と会員意見の本部への円滑な伝達を積極的に図る。 |
② | 厚生事業と研修事業を今まで以上に充実させ、独立開業を検討する会員・準会員を支援し、女性会員、社外役員・組織内会計士に対する有益な施策を実施する。 |
③ | 地域の自治体や経済諸団体等と積極的に連携し、地域に根差した活動を行い、そして地域に貢献する団体としての活動を実施する。 |
新体制の執行部のもと、鋭意努力してまいりますが、会員・準会員の皆様のご協力が不可欠であります。協会会務へのご理解とご支援・ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
日本公認会計士協会神奈川県会
会長 戸張 実